ミニプラグ工作

ミニプラグとマイクロスイッチの工作方法

 ミニプラグというのは、主に音声信号用に用いられるコネクタのひとつです。プラグの直径は3.5mmで、割と一般的な規格なのでいろいろと便利です。このプラグ用の延長コードや分配器などは、100ショップで買うことができるくらいです。

 簡単な抜き差しでスイッチ類をつけかえることができ、便利なのでよく使います。ここではマイクロスイッチとの接続の一例を紹介します。靴置きセンサにもこの仕組みを使っています。

ミニプラグの写真 (ミニプラグ工作1)

写真はオスです。ひとつ数十円です。

いろいろなケーブルが並んでいる写真 (ミニプラグ工作2)

配線用のケーブルは各種あると思います。使用状況に応じて、必要なものを用意してください。
赤い線と黒い線がくっついたケーブルをニッパで切り離している写真 (ミニプラグ工作3)

今回は赤と黒の2本がくっついているケーブルを使います。まず、2本をほどくためにニッパーで少し切れ目を入れます。
ケーブルの先が2本に分かれている写真 (ミニプラグ工作4)

ニッパーで切った先を指でつまんで引き裂きます。
ワイヤーストリッパーでケーブルの外皮を剥いている写真 (ミニプラグ工作5)

ケーブルを用意し、まずは外皮を剥きます。ワイヤーストリッパーなどの工具を使うと簡単です。剥いた後の芯は、指で捻ってまとめておきます。
マイクロスイッチの端子にケーブルがついている写真 (ミニプラグ工作6)

剥いたケーブルを、マイクロスイッチの足に捻って止めます。

(※靴置きセンサではノーマルクローズ(スイッチが押されないときに導通し、スイッチが押されると導通しなくなる)で使いますので、ノーマルオープンと間違えないように注意してください。)

ハンダこてでハンダ付けしている写真 (ミニプラグ工作7)

結線の方法が間違っていないことを確認して、ハンダで固定します。
ミニプラグの金具にケーブルをひと巻きしてある写真 (ミニプラグ工作8)

同様に、ミニプラグも結線します。ハンダ付けしたあと金具にひと巻きして、万が一にケーブルが強く引っ張られても、ハンダ付けした部分には力がかからないようにします。
ケーブルのついたミニプラグの写真 (ミニプラグ工作9)

ミニプラグのケースを閉めます。
ミニプラグとマイクロスイッチがケーブルで繋がっている写真 (ミニプラグ工作10)

ミニプラグからマイクロスイッチまでができました。ミニプラグ用延長コードも100円ショップで売ってますので、ケーブルは短めにしておいて必要に応じて延長コードを使うのも良いでしょう。

上にもどる