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靴置き型離床センサ用の重りの一例

文鎮を使った方法の紹介

 靴置き型離床センサに使う重りは、靴トレイの重心の位置をずらすためにつけるもので、ある程度の重さがあれば素材はどんなものでもかまいません。文鎮は100円ショップで売っているため安価で手に入れやすく、うちでは今のところ好んで使っています。

 しかし、普通の文鎮は長すぎて靴トレイからはみだしてしまうので、うちでは2つに切って使っています。これが少し手間かもしれません。道具などがなくて切るのが難しい方は、違う素材を使って試してみてください。

シンプルな文鎮の写真 (03W−1)

100円ショップで買ってきた文鎮。

シンプルでありふれたタイプのものだと思いますので、割と簡単に手に入るのではないでしょうか。
文鎮をカナノコで切っている写真 (03W−2)

文鎮はそのままトレイにつけると大きすぎるので、金鋸で半分に切ります(けっこう大変!)。これはトレイを傾けるための重りなので他に適度な大きさ、重さのものがあれば文鎮でなくてもかまいません。
文鎮の切断面の写真 (03W−3)

切り方にもよりますが、切断面はガタガタしていて日常的に使うにはちょっと危険です。
グラインダーで文鎮の切断面の面取りをしている写真 (03W−4)

必要に応じてグラインダーなどで切断面の面取りをしてください。ヤスリでも良いです。難しい場合は厚めのテープを巻きつけたりして使う人がケガしたりしないように工夫します。
削られて角がとれた文鎮の切断面の写真 (03W−5)

グラインダーをかけた後はこんな風になります。指でさわっても大丈夫。
卓上ドリルで文鎮に穴を空けている写真 (03W−6)

文鎮を靴トレイに固定するためネジ穴を空けます。卓上ドリルなどを使って穴を空けてください。両面テープだけでも割とよく固定できるのですが、長時間使用するとはがれて落ちていることがありました。

(注:写真は文鎮を切断しないで使っていた頃のもの)
文鎮に両面テープが貼ってある写真 (03W−7)

穴を空けた文鎮に両面テープを貼り、トレイに貼り付けてネジでしっかり固定してください。
トレイ背面に2つ切りにされた文鎮が上下に並んで固定されている写真 (03W−8)

トレイの背面に両面テープで文鎮を貼り付け、ネジで固定します。この写真では上をネジ固定しましたが、使い方から考えると、下の文鎮をネジ固定したほうが良いですね。

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